yukimidaifuku_brothers_mom’s blog

2020年冬生まれの女の子と2歳のわんこのママです

新米ママ、コロナになったってよ①②

12日目

 


そういえば陽性と言われ10日間経ってるからもう私の体の中には人にうつすほどのウイルスは無いのでは。

自宅療養と言われた時は10日間の指示だったよね。

 

 

 

さぁ今日は月曜日。

主治医よハッキリさせてもらおう。笑

 

 

 

昨晩は寒かった…んだろうな。

病院は常に寒くてよくわからないけど今朝は一段とひんやり。

 

 

 

娘は昨晩長袖着せてもらえたかな。

母に買ってとお願いしてたユニクロのくだものさんのパジャマ、早く着せてあげたいな。

娘が大好きな絵本だから。

 


娘のと、自分のと、かわいい秋冬服を買いに行きたいね。コンビニでホットラテ買って、秋晴れの中、落ち葉を踏みながらお散歩したいね。

娘はまた可愛くなったんだろうな。

なんでそばにいてあげられないんだろうな。

声聞きたいな、笑顔みたいな、もちもちに触れたいな。

 


でもあと少し。きっとあと少し。

 


きっと帰りを待っててくれてるよね。

 

 

 

 

 

 

昨晩、久しぶりに夫からあった連絡は

 


朝、ベッドから落ちて打撲。

 


夫が。

 


知るか。

 


心配でもして欲しかったか。どんだけ自分がかわいいんだろうね。自分は頑張ってるって気を引きたいだけだよね。

 


娘は変わりないとのことなのでスルー。

冷たい嫁です。

打撲ぐらいじゃ心配しませんね。

いつも大袈裟で腹が立つ。

助けてあげたいという気持ちにならないから不思議。とっくに冷めきってるね。

 

 

 

 

 

 

主治医の先生がきて、

点滴は木曜日までの予定!1日様子見て退院できるかも。

すくなくとも来週ここにはいませんよ、と。

マジ!!!!やった!!!!退院が見えてきた!!!!!!泣

先生頼むよ〜〜!!!!!

 


シャワーもばっちり入りました!

髪抜けまくりで3回もシャンプーした!w

 

 

 

 

 

 

その後夫にも報告。

その流れで。

寂しかったし不安にさせるような発言を謝ってほしいと伝えた。

色々お互いに誤解も勘違いもあったかもしれない。

完全にではないけど言いたいこと不安なことお互いに少しLINEで話した。

でも家族を思い合ってるのはお互いに同じだと、知った。

それで充分。

気持ちにも体調にも余裕が無い夫、それでも心配はしてくれてたよう。

娘の写真もたくさん送ってくれた。

家中ハイハイしてるって。

1人でよく寝てくれて、とってもいい子にしてるって。

 

 

 

1日でも早く普通の日々に戻りたい。

でもその日は、昨日よりも近づいてる。

そう思って先生の言う事聞きます。

 


家族のために何も出来ない今の私だけど、帰ったらまたバリバリ母ちゃんやるからね。

今はリゾートにでもきた気分で。笑

思う存分リラックスして。

家族のもとへ帰れたらいいな。

 

 

 

 


どうでもいい話だけど、

なんか今日部屋に来るの男の看護師。

嫌だ。無理。男嫌い。話しかけんな。触んな。www

 

 

 

 


夕飯はなんと酢豚ー!

病院で酢豚だよ!

(大きい声じゃ言えないけどコロナの入院費は自治体持ちだよね…税金払ってるから美味しく頂いてもいいよね…w)

おいしかったー!パイナップル入りのやつ、私は大好き!

パイナップル入りのピザも好きw

(どーでもいいw)

 

 

 

夜勤の看護師さんにバトンタッチ。

感染者減って、ここもかなり入院患者減ってるってよかったー。今は少ないけど他の部屋にもちゃんと患者さんいるんだってw

他の部屋のことわからないから…。

いっときは朝も夕も関係なくコロナ患者さん運び込まれてたって。

本当に、医療従事者の方、お疲れ様です!

早く出て行くので安心してくださいw

 

 

 

でも、ニュースを見れば未だにコロナ肺炎で亡くなる人もいるんだよなぁ。高齢の方とかだけどさ。

数だけ見たらすっごく減ってるけど、やっぱりこわい病気。いや、普通の風邪でもこじらせて肺炎になっちゃう人いるんだけどね。

 

 

 

ここからちょっと番外編。

 


私、亡くなった人のお世話をする仕事をしてるんだけど。(育休中)

苦手な人は読むのここでやめてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 


昔、出棺まで1週間以上日にちが開くのに、亡くなってもどんどん体の状態が悪くなって血が止まらないご遺体がいたんです。

 


まだ50代ぐらいの、大学生と高校生の息子さんがいるお母さんで。

家族の希望でご自宅で安置されてたんだけど。出血が止まらなくてみるみるうちにまくらが真っ赤になって。

 


納棺師さん、助けて、って息子さん達が。

私、毎日その家に通ったんだけど、ご遺体のお顔は毎日どんどん変わっていって。

綺麗だったお母さんが、どんどんパンパンに膨れ上がって行く。

 


その原因は肺なんだ。

肺に異物が入ったり、炎症が起きたご遺体はどんどん体内にガスが溜まって、全身が浮腫み、体液が溢れて止まらなくなる。

私はずっとその方の死因をしらなかった。

 

 

 

毎日毎日、血を拭って、お化粧を治して。

でもどんどんひどくなっていく。

悪化を止められなくて、息子さんとご主人に申し訳なくて。

 


とうとう来たお通夜の日。

ホールに搬送された後、会場で最終チェックをするために私は到着した。

よかった。

血は止まった。

会場の空調管理もあって、状態は落ち着いていた。あとは明日、無事に綺麗なまま出棺されるだろう。

通い続けた私も安堵したその時。

 

 

 

「お姉ちゃん!!!!!!」

故人にそっくりな女性が棺に向かって叫び、走ってきた。

今日まで会えなかった、故人の妹だろう。

 

 

 

 

 

 

次の瞬間。

衝撃の言葉を聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「インフルエンザで、こんなことになるなんて!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

驚きのあまり動けなくなった。

てっきり。

なにか重い病気を長く患っていたのかと。

イ、インフルエンザ…。

よくありふれた季節性のあれ。なんなら私も何度かかかっている。

 

 

 

そう、彼女はインフルエンザをこじらせた肺炎によって50代という若さで帰らぬ人となったんだ。

 


死って、それだけ身近なんだよ。

たかがインフルエンザ、たかが風邪、たかが過労。

それでも毎日たくさんの人が命を落とす原因になり得るんだよ。

 

 

 

自分の体は本当に大事にしなくちゃいけないし、大事な人を守れるのは隣にいるあなたかもしれないんです。

体調に気づいてやる、そして休めるよう気遣ってあげる。

自分自身ももっと大事にして、体に耳を傾けて。健康なことは当たり前じゃない。

仕事を通してわかっていたことのはずなのにね。

 

 

 

特に子育てしてるママさん。自分のこと、後回しですよね。

でもママの代わりは他にいません。

倒れたら、本当に大変です。

毎日子育て、家事、お疲れ様です。

 

 

 

疲れたなと思ったら。調子悪いと思ったら。必ず自分の体と向き合って、しっかり休む、たまにはあまやかす。

それが家族を守るっていうことなんじゃないかなと。

 

 

 

 


長くなってしまいました。

 


私も、病気になる前、無理してたと思います。

感染対策はしてたけど、きっと免疫力落ちてたんだと思う。

しっかり食べて、寝て、誰かと話してリフレッシュして。できてなかったかも。

もしもに備えつつ、疲れを次の日になるべく残さない生活、心掛けましょうね。